経営事項審査の評価項目

経営事項審査の評価項目（平成30年4月以降）

記 号	ｳｴｲﾄ	評価項目
X1	0.25	業種別年間平均完成工事高	海外子会社の完成工事高の加味が可能評点テーブル（経審式）の見直し→完成工事高が前年度比横ばいなら、評点は上がる仕組み
X2	0.15	自己資本額（絶対額） 利払前税引前償却前利益（絶対額）	日本の親会社に海外子会社の利益額と自己資本額の加味が可能
Y	0.2	純支払利息比率 負債回転期間 総資本売上総利益率 売上高経常利益率 自己資本対固定資産比率 自己資本比率 営業キャッシュ・フロー（絶対額） 利益剰余金（絶対額）
Z	0.25	業種別技術職員数 元請完成工事高	海外子会社の完成工事高の加味が可能技術職員の審査基準が厳格化。 基準日より6ヶ月超以上雇用されていること
W	0.15	労働福祉の状況 雇用保険加入の有無（※下記注） 健康保険加入の有無（※下記注） 厚生年金保険加入の有無（下記注） 建設業退職金共済制度加入の有無 退職一時金もしくは企業年金制度導入の有無 建設業の営業年数 営業年数 民事再生法または会社更生法の適用の有無 防災活動への貢献の状況 防災協定の締結の有無 法令順守の状況 営業停止処分等の有無 建設業の経理の状況 監査の受審状況 公認会計士等の数 研究開発の状況 研究開発費（2期） 建設機械の保有状況 ＩＳＯの登録の有無 若者の技術者及び技能労働者の育成及び確保の状況	「健康保険及び厚生年金保険」→「健康保険」「厚生年金保険」に分割し、さらに減点幅拡大 民事再生法または会社更生法の適用の有無 再生期間中は営業年数がマイナス60点 再生期間終了後は、営業年数をゼロからスタートするものとする 建設機械の保有状況 ショベルやブルドーザーなどの機械を保有している場合には、１台１点、最大15点として評価される ＩＳＯの登録の有無 ＩＳＯ9001または14001を登録している場合は、それぞれ5点、両方登録で10点として評価される

注）
Ｈ２４年度の経審改正により、社会保険の二つの保険（健康保険＋厚生年金保険）に未加入の場合、さらに雇用保険と合わせて三つの保険に未加入の場合、大幅な減点となります。
ただし、適用場外を受けている場合は、「未加入」ではなく「適用除外」となり、減点対象とはなりません。

健康保険の適用除外について

健康保険の適用除外を受け、国民健康保険組合（いわゆる土建健保など）に加入している場合は、『未加入』ではなく『適用除外』となり、減点対象にはなりません。

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